おじいとの思い出を振り返る

先週の日曜日、わたしの祖父が亡くなりました。

 

88歳、大きな病気をすることもなく、
直前まで元気でした。

 

3週間ほど前から腰を痛めて寝たきりにはなってましたが、
亡くなる前日の夕食では普通に餃子を食べ、
なっちゃんのあいさつに手を振って応えていたようでした。

 

葬儀が終わり、実家に集結したひ孫たち。

男子チームと女子チームに自然とわかれて遊んでました。

 

おじいとの思い出

 

とにかく働きものでした。

じっとしているのがいやで、
何かと理由をつけては田んぼに出かけたり、
庭木を剪定したりしてました。

 

庭木を剪定しすぎて、
切っちゃダメな木まで切ってしまうので、
私の母に「これは切らないでね」と何度も念押しされてました。

 

普段は温厚なのですが、酒癖が悪く、
飲むと行方不明になったり、
飲み仲間を突然連れて来たり、
口調が荒くなったりして大変でした。

 

でも次の日におばあに
こっぴどくしかられて
何も言い返せずにしょんぼり・・・

それでもまた飲んじゃうっていうのを
何度も繰り返してました。

 

数年前から、
私を含め孫たちが夏や正月に集まると
ご飯を食べてる時などに
「おいだば(自分は)いつ死んでもいい」
などと言っては突然涙ぐんだりしてました。

おそらく家族のなかで
いちばん泣き上戸だったように思います。

 

亡くなる2週間ぐらい前、
私たちが実家に戻った時に
おじいの部屋に集まるように言われて
何故か握手するように言われました。


その時は、いつものおじいのパフォーマンス
ぐらいにしか思ってなかったのですが、
もしかするとその時にすでに自分の先が長くないことを
なんとなくわかってたのかもしれません。

 

握手した手はとても暖かかったです。

 

 

おじいへ
「今までありがとう!これからも見守っててね。」