なっちゃんは最近地球の行く末に不安を持っている様子。
最近私によくこんな質問をしてきます。
- 「酸素ってなくなったりするの?」
- 「地球の人口はどこまで増えるの?」
- 「水はなくなったりするの?」
なっちゃんじゃなくてもなんとなく心配になる内容ですね。
なっちゃんは私のスマホで一生懸命ググって調べてましたが、私も心配になったので調べてみました。
子どもたちが未来に対して不安に思っていること
酸素はいずれなくなるのか?
今地球上に存在している酸素はほぼ光合成で作られたものだそうです。
植物が二酸化炭素と水から自分に必要な養分を作り、植物にとっては必要のない酸素を吐き出すことで地球上の酸素が保たれてます。
植物というと山や森の木などを想像しますが、海の中の植物性プランクトンも光合成をしていますので、酸素作っています。
酸素は大気中に21%含まれていて、15%以下になると息苦しくなり、5%未満では生きていけなくなるそうです。
今までは植物の光合成でできる酸素と人や動物の呼吸で出る二酸化炭素はバランスが取れていたのですが、最近の研究ではじわじわと酸素が少なくなっていることも報告されています。
ただ、その割合は本当に少しずつなのでそれほど心配しなくてもいいようです。
一番心配なのが昨今言われている二酸化炭素濃度だそうで、大気中に0.04%程度しか含まれておらず、これが0.05%になるだけで環境に与える影響が非常に大きいのだそうです。
なので酸素のなくなる心配より、二酸化炭素が増える心配をしたほうがよさそうという結論でした。
人口はどこまで増えるのか?
日本ではどんどん人口が減少し、2056年には1億人割れするといわれています。
ですが、全世界の人口は増加していて2015年時点で約73億人、今世紀末の2100年ごろには90億人ぐらいになると予測されているそうです。
ただし、そのまま人口がどんどん増え続けるのではなく、さらに100年後の2200年には84億人ぐらいに減っているという予想があります。
その要因としては出生率の低下だそうです。
日本はこのままの出生率だと西暦3200年には日本人が消滅するという予測もありました。
少子化対策、何とかしなければならないですね。
水は足りなくなるのか?
昨今の異常気象からもわかるように地球に何らかの変化が表れているのは事実です。
干ばつや水不足で世界中で困っている人たちがたくさんいます。
日本は比較的水に恵まれていますが、気候の異常なので水不足になることもあります。
中国では地下水の汚染が深刻で8割は飲用できないというデータもあります。
これ以外にも経済活動に使われる水の増加などもあり、水が今後足りなくなることは容易に予想されます。
まとめ
いろいろ調べてみると、これから人類が生き延びていくには、様々な課題があることがわかりました。
ちなみになっちゃんは「予言は本当に当たるの?」というキーワードで最初に調べたら、様々な未来の予測が出てきて、それを見て不安に思って調べたようです。