私は年がら年中、何かしら果物を食べております。
冬の間はリンゴを毎日のように食べるのですが、春が来て、暖かくなるとさすがに手に入れづらくなってきます。
それでこの時期に毎年箱買いしているのがこちら。
河内晩柑です。
和製グレープフルーツとも呼ばれ、ちょうどグレープフルーツぐらいの大きさで、食べ方もグレープフルーツと同様の食べ方でいただいております。
うちの場合は、手で皮をむくのが面倒なため、グレープフルーツを食べる時のように包丁で半分にして、ギザギザのスプーンで食べてます。
私とたけちゃんは大好きで、夕食後たけちゃんは1つ、私は3つぐらい一気に食べてしまいます。
河内晩柑がすごい!
味と食感
グレープフルーツより苦みが少なく甘いです。
しかもみずみずしい~
ものにより味や食感にだいぶ差があります。
果肉がオレンジがかったものが熟していてとってもおいしいです。
大きめのものより中くらいの大きさでずっしりしていて、皮がきれいなものより汚れていて見た目が悪いもののほうがおいしい気がします。
皮の有効活用できる
柑橘類の果皮(外側の黄色い皮)の部分に含まれている"オーラプテン"と"ヘプタメトキシフラボン"という栄養分が、
他のかんきつ類に比べて河内晩柑の果皮に特異的に多く含まれていることが分かってきました。
オーラプテンはグレープフルーツの約4倍、ヘプタメトキシフラボンは温州みかんの約2.5倍の含有量があります。
https://www.ito-noen.com/dictionary/mikan/%E6%B2%B3%E5%86%85%E6%99%A9%E6%9F%91/
とあるように、皮に認知症の予防に効果のある成分が、他の柑橘類より多く含まれているそうです。
河内晩柑(美生柑)の皮と実の間にある白い部分。この部分はアルベドと呼びます。ふわっとした舌触りに、ほのかな苦味と甘み。調べてわかりましたが、この部分は食べた方が得します。この部分にビタミンPというポリフェノールの一種が含まれていて、毛細血管の強化、血中コレステロール値の改善効果、血流改善効果、抗アレルギー作用(花粉症対策)、発ガン抑制作用があるそうです。
https://www.zyr.co.jp/kawachi/
ということで皮をそのまま捨てちゃうのはかなりもったいないのです。
白い部分も含めて食べる方法としてはジャムにするのがおすすめです。
果実自体が大きいものだと、1個でジャム瓶1つ分のマーマレードが作れます(笑)
グレープフルーツよりはちょっとお値段高めかもしれませんが、皮まで食べるとすると、非常にコスパのいい果物だと思います。
河内晩柑のマーマレード
材料
- 河内晩柑の皮 適量
- 砂糖 皮の重さの50%~80%
作り方
- 皮をよく洗い、3ミリ程度に細く切ります。
- 10分ほど茹でます。
- 一晩水にさらします。
- 水を切って砂糖を半分まぶし、圧力鍋で10分加圧します。加圧後は火を止めて自然冷却します。
- 蓋を取って残りの砂糖を入れ、好みの硬さまで煮詰めます。
作っている間、家中がさわやかな柑橘の香りに包まれます。
圧力鍋を使ったほうが皮が柔らかくなるのでお勧めです。
皮の白い部分が多いもののほうがトロっとしたマーマレードになります。
ヨーグルトや紅茶に入れて食べるのがおすすめです。
意外かもしれませんがお肉をマーマレードと醤油に漬け込んで、次の日に焼くのもおいしいです。
食べ方の勉強になる
いかに果肉を残さずキレイに食べれるかを家族で競争して食べてます。
まだ誰も私の域には達してません(笑)
半分にカットして食べるやり方では、ヘタがついているほうとおしりの部分に分けて食べるのですが、スプーンが入りやすいのは断然おしりが含まれる部分のほうです。
なので、子どもと分けて食べる場合は、おしりの食べやすいほうを食べてもらったほうがいいと思います。
薄皮の内側にそってギザギザスプーンを入れていきます。
1つ1つの実が三角になっているので、3回スプーンでザクザクザクとやってからスプーンを回転させるとスルリと果肉が取れてきます。
キレイに果肉が取り出せるとテンションが上がります。
果肉を全部食べ終わってから、中に残った果汁をスプーンでしっかりすくいます。
まとめ
今年も10kgを箱買いし、現在2箱目です。
ビタミンCも豊富で免疫力UPも期待できますので、コロナに負けないためにも積極的に摂取したいと思っております。
河内晩柑はこれから7月ぐらいまで長く楽しめますので、気になった方はぜひお試しください。
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