「塩ビ尺八ってなんぞや?」なっちゃんのクラブ活動

話は4月までさかのぼります。


なっちゃんがクラブ活動で
塩ビ尺八クラブに入りました。

部活やスポ少とは違い、
週1の頻度で外部から先生を招いて
行うクラブ活動です。

 

なっちゃんはクラブの希望を出す際に
手芸とか手編みとかを希望したらしいのですが、
なぜか第1希望、第2希望でもない
塩ビ尺八クラブになったと
ちょっと残念そうにしてました。

 

塩ビ尺八とは?

塩ビ尺八は簡単に作れる

塩ビパイプと拭き口にはジョイントをつかって、
工具で穴をあけて作るらしいです。

詳しく知りたい方は
「塩ビ尺八 作り方」
で検索してみてください。

 

なっちゃんが今持っているものは
クラブの先生が500円で作ってくださったものです。

塩ビ尺八を鳴らす

これがとっても難しいんです。
音が出るまでけっこう苦労します。

 

吹き口を口にあて、
口笛を吹くような感じで音を出すのですが、
つい最近までなっちゃんは音を出せずにいました。

 

せっかくだから吹けるようになってほしいと思ったので、
YouTubeで吹き方を調べたり、
私も一緒に練習に付き合ったりしました。

 

そしたらようやく音が出たのです!

 

コツは尺八の角度調整。

 

口は口笛を吹くような感じにして
尺八の角度をゆっくり上下に調整

そうするとだんだん音が出る角度が
わかってくるので、
音が出る角度がわかったら
その角度をキープするだけです。

 

塩ビ尺八との出会いがもたらしたもの

塩ビ尺八の先生は
民謡のお師匠さんのようで
普段は一般の方にも教えている方のようでした。

 

1度だけ学校見学の時にお目にかかったのですが、
松山千春似の素敵な先生です。

 

一番印象的だったのは

姿勢の良さ。

尺八を吹くときの姿勢がかっこいいんですね。

それから民謡というとどっぷり和な感じがしますが、
ジーンズにTシャツというラフな服装で教える姿に
良い意味でギャップを感じました。
民謡や尺八ってそんなに敷居が高くないよ、
カジュアルなもんだよって伝えてくれてる印象を持ちました。

今の子どもたちは
ほとんど民謡や尺八などの
日本の伝統文化に触れることなく
大人になることが多いのかもしれません。

日本の伝統文化を継承していくためにも
こういった活動は必要なのかな?と思いました。


なっちゃんも当初は希望のクラブではなかったので、
不安が大きかったようですが、
先生の人柄や尺八のおもしろさを知って
今ではクラブ活動を楽しんでます。