昨日は栗駒山に登山に行ってきました。
子どもたちは山登りが大変なことだとわかっているので、
行くまでの説得が大変でしたが、最終的には物で釣って(笑)、家族全員で行ってまいりました。
自宅を5時に出発し、高速で栗駒山に向かいました。
須川高原側からの登山は何度かしてましたが、今回は宮城県側のいわかがみ平から登るコースにチャレンジしてきました。
当日は天気が良く、朝はきれいな朝焼けが見られました。
ただ、高速の途中では霧が濃くでてました。
いわかがみ平には8時半ぐらいに到着。昨日から紅葉のベストシーズンに入るということで、混雑緩和のため有料駐車場から無料のシャトルバスが出ていて、そちらに乗っていってきました。
行きは難易度が5段階のうち2番目に優しい東栗駒コースを選択しました。
3.7キロと少し長めのコースで2時間ぐらいかかります。
2番目に優しいということではありますが、途中、はしごを上ったり、沢を100メートルぐらい歩いたりと変化にとんだコースになっています。
全体的に見晴らしが良く、紅葉を楽しむにはもってこいのコースです。
赤、黄色、緑の色彩が目の前にあふれていて、自然が作り出す美しさにひたすら感動しました。
頂上の直前は急な階段になっていて、そこが一番大変でしたが無事家族全員山頂まで行くことができました。
昨日は本当に登山客が多く、頂上は今までにないくらいのにぎやかさでした。
帰りは難易度1の中央コースを下りました。
2.9キロで距離も短く、初心者向けのコースです。
こちらは登山道がかなり整備されていて、それほど危険な場所はなかったのですが、階段というよりは下り坂がずーーーと続いているため、みんな足のつま先が痛くなってきました。
靴下選びと足の爪切りは忘れずにしておきましょう。
たけちゃんは少し小さめの長靴だったのか、下り始めから足が痛そうでした。
シャトルバスの最終が15時だったのですが、14時すぎぐらいにはいわかがみ平に到着することができました。
下り坂の連続は膝への負担が半端なく、膝がガクガクになってました。
登山の後の楽しみはと言えば温泉。
今回は駒の湯温泉に寄りました。
後で知ったのですが、こちらの温泉は1617年に発見されてから長年一軒宿として親しまれていましたが、2008年の岩手・宮城内陸地震の際、土石流の直撃を受け、旅館とともに7人の方が犠牲になったそうです。
いまは日帰り温泉として再建したとのことでした。
含硫黄ーカルシウムー硫酸塩泉の泉質で、硫黄の香りがする温泉です。
大人4人ぐらいが入れる木のお風呂になってました。
シャワーはありませんが、お湯が豊富にでているのでかけ湯を贅沢に何回もしてから入りました。
源泉が38度ぐらいなので熱くないですが、体に染みる感じがしました。
お風呂で汗を流した後は、秋田県側に戻ってから夕食を食べました。
横手市十文字にマタギ料理や鴨鍋などが楽しめるお店があるとのこと。
写真は鴨のつくねと馬刺しです。
どちらもおいしかった。
一番感動したのはハツの串焼きですが、今までにないくらいジューシーでした。
※写真がなくてすみません。
みんなで分けて食べようと思って注文した鴨ネギラーメン 600円。
すり鉢に入って出てきたのですが、麺が太麺でコシが強く、鴨のダシと思われる濃厚なスープとベストマッチで、これだけで行列ができるラーメン屋になりそうなぐらいのクオリティでびっくりしました。
もちろん中にはたくさん鴨肉がはいっていて、柔らかく味がしっかりしており大満足の一品でした。
鮮やかな紅葉と歴史のある温泉、おいしいジビエ料理と満足度が高くてよくばりな栗駒山登山となりました。
栗駒山の登山をお考えの方の参考になればと思います。